建設労働者処遇改善の論理と実践
―新3K (給料、休日、希望・ユメ) 新4K (プラスカッコ良い等)の職場に向けて―
佐藤 信秋
定価(本体1,819 円+税)
発行日 2023年6月15日 (初版発行)
著者 佐藤信秋
発行所 国土再生クラブ
編集・制作 株式会社建設人社
印刷・製本 日経印刷株式会社
内容紹介
「岸田政権の掲げる成長と分配という好循環を着実に進めるためには、私は、建設産業に働く労働者の働き方改革と賃上げの両立が不可欠だと思っています。
(略)
本書では、建設産業の経営環境改善および建設産業に従事する人々の処遇改善を実現するための論理と実践、過程を整理して、提示したいと思います。」
(本書前書きより)
目次
前書き、成長と分配の好循環を進める為に
1.本書記述の背景
2.建設労働者数の推移と処遇の状況
3.建設労働者の処遇改善の為の基本的方向
4.建設労働者が守るふる里の安全安心
5.国土強靱化は国家の一大課題
6.建設投資の長期安定的確保の為に
7.公共工事品確法が目ざす建設労働者の処遇改善―適正な分配の具現化―
8.労働者の賃金を上げる為に必要なこと
9.設計労務単価はこうして上がった
10.諸経費率と低入札調査基準はこうして引き上がってきた
11.請負価格の変化のシミュレーション
12.働き方改革と賃金アップの両立の為に
13.適正工期を考える
14.賃上げ総合評価は企業、団体が取組める環境整備必要
15.調査・測量・設計・コンサルから維持管理・メンテも、工事と同じ原則を適用する
16.元請も下請に対しては発注者、下請は受注者
17.原材料の高騰対策は、いたみを分かち合う必要
18.現場を悩ます災害復旧の誤った理解を改善しよう
19.新4K(カッコ良い等)をめざして実践しよう
あとがき付録 各団体の最近の品確議連への要望
著者紹介 (書籍発行時)
昭和22年 新潟県に生まれる
昭和47年 京都大学大学院修士課程修了
昭和47年4月 建設省入省
平成11年7月 大臣官房技術審議官
平成14年7月 道路局長
平成16年7月 技監
平成17年8月 国土交通事務次官
平成19年 参議院議員選挙(比例代表)初当選
平成25年 参議院議員選挙(比例代表)再選
令和元年 参議院議員選挙(比例代表)三期目当選
現在の役職 (書籍発行時)
参議院
・決算委員長
・財政金融委員
自由民主党
・税制調査会 幹事
・地方行政調査会 会長
・国土強靭化推進本部 本部長代理
・災害対策特別委員会 委員長代理
・災害対策特別委員会 豪雪地帯対策に関するPT 座長代理
・ITS推進・道路調査会 会長代理
・物流調査会 会長代理
・財政政策検討本部 副本部長
・住宅土地・都市政策調査会 副会長
・所有者不明土地等に関する特別委員会 委員長代理
その他
・与党 防災・減災、国土強靭化推進PT 事務局長
・全国道路利用者会議 会長特別補佐
・日本屋外広告業団体連合会 顧問
主な加盟議員連盟
・公共工事品質確保に関する議員連盟 幹事長
・自走式駐車場議員連盟 会長
・自動車議員連盟 事務局長
・保険制度改善推進議員連盟
・柔道議員連盟 事務局長
・赤字ローカル線の災害復旧等を支援する議員連盟 会長